おしらせ

2024.06.23|動物ニュース

【訃報】ホンドギツネ「ナルト」が亡くなりました

ホンドギツネの「ナルト」が6月22日に11歳で亡くなりました。

「ナルト」は2013年に鹿児島市平川動物公園で生まれて、2014年に徳山動物園に来園しました。
やさしい顔立ちと好奇心旺盛な性格で、密かな人気者でした。
亡くなる直前までいつものように過ごしていたので、突然のお別れに信じられない思いでいっぱいです。

「ナルト」、これまで本当にありがとう。

2024.06.08|動物ニュース

クロツラヘラサギ のヒナが誕生しました

2024年(令和6年) 5月31日・6月1日・4日、クロツラヘラサギのヒナが孵化しました。
クロツラヘラサギの営巣・産卵・孵化は、徳山動物園で初めて
のことです。

現在2ペアが子育てをし、合計3羽のヒナが成育しています。
ヒナは親鳥の喉元に嘴を突っ込み、親鳥が半分消化した魚やフードなどをもらっています。親鳥は交代でヒナの世話をしています。

野鳥観察所の2階テラスから、子育ての様子を観察することができます。


ヒナについて

 性別 不明
 数 3 羽
 孵化日 5 月 31日・ 6月 1日・ 6月4日
 姿 白色の短く密生した羽(幼綿羽)に覆われています。
 近況 3 羽共に順調に成育しています。
親鳥に食べ物をねだる元気な鳴き声が聞こえてきます。


 撮影日:6月1日(孵化後2日目)


 撮影日:6月3日(孵化後4日目)

親ペアについて

◆5月31日孵化ペア
♀:足環/シルバーのみ。2008年生まれ。
   2023年10月4日葛西臨海水族園よリ来園。

♂:足環/右緑左青。2011年生まれ。
   2023年9月14日多摩動物公園よリ来園。

◆6月1日, 4日孵化ペア
♀:足環/緑赤。2009年生まれ。
   2017年10月26日多摩動物公園よリ来園。

♀:足環/青黄。2011年生まれ。
   2017年10月26日多摩動物公園よリ来園。

*見かけのペアとしてはメス同士ですが、「つがい外交尾」をしたと考えています。
  クロツラヘラサギはつがい外交尾が確認されている鳥類の一種です。


クロツラヘラサギについて

 繁殖地 朝鮮半島、中国東北部、ロシア北東部
 越冬地 朝鮮半島南西部・日本~ベトナム
 全長 70~80cm
 体重 ヒナ/約50g、成烏/約1.5~21g
 繁殖 野生では岩棚などを巣にして、3~5個の卵を雌雄(ペア)交代で約25日温める
 子育て 雌雄(ペア)で協力して行う
 ILJCNレッドリスト 絶滅危惧種(EN)
 環境省レッドリスト 絶滅危惧種(EN)
 種の保存法 2020年国内希少野生動植物指定
 国内飼育園/羽数 13 園/122 羽( 2023 年末)
 野生生息数 6,988 羽( 2024 年一斉調査)
内、山口県にて53羽


2024.05.27|動物ニュース

【訃報】アムールトラ「ケン」が亡くなりました



5月26日(日)にアムールトラのオス「ケン」が18オで亡くなりました。

まさにトラの名に相応しく風格と威厳のある美しいトラでした。その反面、子猫のように好奇心旺盛で、段ボール遊びでのはしゃぐ様子はSNSでも話題になり、多くの皆さんに愛されました。
死因については現在、調査中です。


献花台

2024年 5月 29日(水)から、猛獣舎にて設置します。
お別れ会翌日までの設置する予定です。

お別れ会

日程が分かり次第、お知らせします。

  

2024.05.27|動物ニュース

オオコノハズクのヒナが 孵化しました

5月13日頃にオオコノハズクのヒナが1羽孵化しました。
まだ、巣箱の中で親鳥に餌を運んでもらっている状態です。巣立ちまではあと3週間くらいはかかると思われます。まだ白い綿毛に覆われて頼りない状態ですので、これからの成長を慎重に見守っていきたいと思います。

 オオコノハズクはバックヤードで飼育しており、今後動物園のリニューアルが進んで周南の里山ゾーンが完成したら展示される予定です。


巣箱内のヒナと母親(5月21日撮影) 


オオコノハズクについて

日本全国の山林に生息している体長20~25㎝くらいの小型のフクロウです。
夜行性で昼間は樹洞や木の茂みの中でじっとしています。ネズミやトカゲ、小鳥などを捕まえて食べます。


ヒナの親個体について

オス 2019年 1月10日 保護
メス 2019年 9月 7日 保護


経緯

 徳山動物園では初めての繁殖です。
2019年に立て続けに保護され、以後バックヤードで飼育をしてきました。これまでも、産卵はあったものの孵化には至らなかったのですが、今回無事に1羽のヒナが孵化しました。
 オス親は目を怪我して保護されており、現在も片目は見えていない状態です。野生では繁殖に関われる可能性はおろか、生存することも厳しい状態です。飼育下とはいえ、圧倒的に不利な状態で今回繁殖できたことは大変喜ばしいことです。


徳山動物園の飼育個体

現在、オス1羽とメス2羽の3羽の成鳥と1羽の幼鳥(今回の繁殖個体)の合計4羽を飼育中です。

  

2024.05.18|動物ニュース

キュウカンチョウのヒナが元気に育っています

4月19日頃にキュウカンチョウのヒナが2羽孵化して元気に育っています。
それぞれ17日と21日に巣箱から出て無事に巣立ちを迎えました。
まだ、親鳥から餌をもらっていますが、だんだんと上手に飛べるようになってきています。

キュウカンチョウの繁殖は国内でも大変珍しく、現在はバックヤードの繁殖ケージで飼育していますので直接ご覧いただくことはできませんが、今後も順調に育ってくれることを期待して見守っていきます。


 
  5月13日の巣箱内のヒナ

キュウカンチョウについて

キュウカンチョウは東南アジアの森林や熱帯林に生息しています。果実や昆虫、トカゲや小さなネズミなどの小動物を捕まえて食べます。
人の言葉や生活音をまねることが得意なため、ペットとして飼育されることも多く、かつては生息地から直接ヒナが捕まえられて輸入されていました。

ヒナの親個体について

オス(ジャック)2020年 1月14日 徳山動物園に来園
メス(トライ) 2020年12月11日 徳山動物園に来園

経緯

徳山動物園では初めての繁殖です。
2020年頃からキュウカンチョウの繁殖に力を入れるべく個体の確保やペアリング、繁殖について試行錯誤してきました。
もともとオスの「ジャック」は別のメスとペアを作っており、産卵までは成功していましたが孵化には至らず、メスが死亡(2023年3月25日)したため、別に飼育していたメス「トライ」とペアリングさせました。
その後、2羽の相性もよく今年の繁殖期には巣箱に籠る様子も見られ、産卵したものと思われました。4月19日に孵化後の卵殻片が繁殖ケージ内に落ちているのを確認し、孵化したことが伺われました。その後、巣箱の中から鳴き声が聞こえ、親が餌を運び込む様子も確認できたことから孵化が確定されました。
親がストレスを受けて卵やヒナを放棄することを避けるために、無理な観察を避け、最低限の清掃と餌やりだけのお世話をして、なるべく干渉しないようにしましたので、孵化や成長に関わる明確な日付等は不明です。

徳山動物園の飼育個体

現在、オス4羽とメス1羽の5羽の成鳥と2羽の幼鳥(今回の繁殖個体)の合計7羽を飼育中です。

  

2024.05.18|動物ニュース

ニホンアナグマの赤ちゃんが元気に育っています

4月3日にニホンアナグマの赤ちゃんが2頭産まれて元気に育っています。
母親と一緒に寝室の巣箱の中で過ごしていますが、時々、母親に連れられて展示場にも出てくるようになりました。
母親と赤ちゃんの気分次第で巣箱と外を自由に出入りできるようにしているので、見られるタイミングは限られますが、今後は巣箱から出て過ごす時間もどんどん長くなると思われます。
親子で仲良く過ごす様子をお楽しみに!

 
  4月15日の様子
 
  5月11日の様子


ニホンアナグマについて

ニホンアナグマは本州、四国、九州などの野山に生息します。
主に、ミミズや果実、土壌昆虫やカエルやトカゲなどの小動物を捕まえて食べます。
薄暗い時間に活動し、日中は土に掘った巣穴の中で過ごします。

当園の個体について

メス(アンナ)2023年6月18日 野生保護(成獣) 年齢不明
オス(ココロ)2023年5月11日 野生保護(幼獣) 現在1歳

繁殖について

アナグマは着床遅延といって交尾後の受精卵が子宮内に着床せずに数か月間浮遊して、適切な時期に着床して妊娠するという特殊な繁殖システムを持っています。
アナグマの交尾期は春から夏頃で、メスの「アンナ」は昨年の春に保護されて秋までは単独で飼育していました。そのため、保護された時点で既に受精卵を胎内に持っていたと考えられます。

現在の赤ちゃん(5月18日現在)

うっすらと目が開き始め、日々鳴き声が大きくなっています。
【体重】763gと679g
【体長】20㎝程度
【性別】不明

 

2024.04.27|動物ニュース

【訃報】ライオン「モイカ」が亡くなりました



 4月26日(金)にライオンのオス「モイカ」が22歳で亡くなりました。

生前中は貫禄ある大きな鳴き声を園内中に響き渡らせ、圧倒的な存在感を示していました。
SNSでお知らせさせていただいていたモイカの闘病生活の様子に全国から多くの応援メッセージをいただきました。
皆さんに愛された徳山動物園を代表する人気動物でした。
死因は検査機関にて調査中で、結果がわかり次第、改めてお知らせします。

【献花台】
2024年4月27日(土)から、猛獣舎前にて設置します。

【お別れ会】
日程が分かり次第、お知らせします。

2024.04.01|おしらせ

【募集終了】徳山動物園 はな満開エコボランティア 大募集!!

徳山動物園では、動物園を一緒に盛り上げてくれるボランティアを募集しています。
あなたのやりたいことが動物園で見つかるかも!?

詳しくは【チラシ兼説明会申込書】をご覧ください。
申込締切 2024年5月12日(日)


申込者向け説明会を 5月19日(日)13:30~ 周南市文化会館にて実施します。

「チラシ兼説明会申込書」(PDF)
「説明会申込書」(word)

2024.03.29|動物ニュース

フンボルトペンギンの愛称が決まりました



1月12日・13日に生まれたフンボルトペンギンの愛称は、投票の結果「セリ」と「ナズナ」に決まりました。
投票いただきありがとうございました。

投票結果

3月20日~25日に園内と公式Xにて愛称投票を行いました。

結果は以下のとおりです。
  セリ*ナズナフク*マリー キン*スイ 
園内 184票(35%) 158票(30%) 186票(35%) 
 X 591票(55%)333票(31%) 151票(14%) 
 得票率
45% 30% 25% 

1月の「誕生花」で、「春の七草」としてもおなじみの「セリ」「ナズナ」
この2羽が、病気も災いもなく長生きし、多くの子孫をのこしてくれることを願っています。

フンボルトペンギンの愛称が決まりました[PDF]

 

2024.03.25|募集・応募

動物園サポーター募集

動物園が大好きなあなた!「徳山動物園サポーター」になりませんか?

徳山動物園サポーターとは・・・ 

「動物が好き」「徳山動物園を魅力ある施設にしたい」など、「徳山動物園を応援したい」との思いをお持ちで、会費を納入して「徳山動物園サポーター」に入会された会員の方をいいます。


サポーターになるには・・・

入園窓口で、専用の申込書を提出いただくと同時に、会費(1口以上、1口単位で加入できます。上限はありません)をお納めいただきます。
 
【個人会員】 
 大人…(1口)4,000 円
 小人(高校生まで)…(1口)2,000 円
【団体会員】
 団体… (1口)10,000 円

 ※遠方にお住まい等の理由で、窓口までお越しになれない場合は、電話等での申し込みも可能です。


会費の使途・・・

動物たちの生活をより豊かにすることを目指して、その動物たちが使いたくなる仕掛けや用具などを揃えたり、心と体の健康につながる食べ物を用意したりするのに使います。


サポーターになると・・・

  会員証が発行され、1年間はサポーターとして動物園に無料で入園できます。 
 動物園からの情報が届いたり、サポーター限定のイベントに申込することができます。 
また、園内にサポーターとしてお名前を掲示します(希望されない場合は掲示しません)。 
サポーターの皆さんに、「動物園の取り組み」や「動物たちの魅力」をお伝えするため、サポーター向け機関誌「ききみみ」をお届けします。

機関誌「ききみみ」のページはこちらへ
 

2024.03.18|動物ニュース

【募集終了】フンボルトペンギンの愛称募集

下記の3つの候補の中から投票していただきます。

愛称の候補

愛称候補理由
セリ ナズナ1月の誕生花から
フク マリー1月12日・13日の誕生花 フクジュソウ・ローズマリーから
キン スイ1月12日・13 日の誕生花 キンセンカ・スイセンから

投票期間

2024年 3月 20日(水・祝)~3月 25日(月)

投票方法

周南市徳山動物園(公式X) にて

園内ペンギンプール前にて
※雨天時はふれあいルーム内※

ヒナについて

【性別】
不明

【生年月日】
2024 年 1月 12日・13日

【姿】
親鳥と同じぐらいの大きさになっていま す。
ヒナ特有のグレーの産毛状の羽が抜け はじめ、大人の羽が見えはじめています。 

【近況】
巣箱の出入口に立つことが増えてきました。 大きな声で親鳥から餌をねだっています。



 2024年 3月13日撮影

 
 2024年 3月15日撮影

2024.02.23|動物ニュース

【訃報】ツキノワグマの「ヨウタ」が死亡しました



2 月23 日にニッポンツキノワグマの「ヨウタ」が亡くなりました。

1994年1月30日に阿蘇クマ牧場(現 阿蘇カドリードミニオン)で生まれ、1997年6月28日に徳山動物園に来園しました。
ツキノワグマとしては高齢な30 歳という年齢もあり、足腰
や呼吸器が弱ってきましたが、餌もよく食べて「ヨウタ」のペースでゆったりと過ごしていました。
しかし、亡くなる数日前から体調を崩してしまい23 日の朝、大好きな毛布を枕にして眠るように亡くなりました。

これまで、「ヨウタ」を大切に思っていただいてありがとうございました。

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