おしらせ

2024.05.27|動物ニュース

オオコノハズクのヒナが 孵化しました

5月13日頃にオオコノハズクのヒナが1羽孵化しました。
まだ、巣箱の中で親鳥に餌を運んでもらっている状態です。巣立ちまではあと3週間くらいはかかると思われます。まだ白い綿毛に覆われて頼りない状態ですので、これからの成長を慎重に見守っていきたいと思います。

 オオコノハズクはバックヤードで飼育しており、今後動物園のリニューアルが進んで周南の里山ゾーンが完成したら展示される予定です。


巣箱内のヒナと母親(5月21日撮影) 


オオコノハズクについて

日本全国の山林に生息している体長20~25㎝くらいの小型のフクロウです。
夜行性で昼間は樹洞や木の茂みの中でじっとしています。ネズミやトカゲ、小鳥などを捕まえて食べます。


ヒナの親個体について

オス 2019年 1月10日 保護
メス 2019年 9月 7日 保護


経緯

 徳山動物園では初めての繁殖です。
2019年に立て続けに保護され、以後バックヤードで飼育をしてきました。これまでも、産卵はあったものの孵化には至らなかったのですが、今回無事に1羽のヒナが孵化しました。
 オス親は目を怪我して保護されており、現在も片目は見えていない状態です。野生では繁殖に関われる可能性はおろか、生存することも厳しい状態です。飼育下とはいえ、圧倒的に不利な状態で今回繁殖できたことは大変喜ばしいことです。


徳山動物園の飼育個体

現在、オス1羽とメス2羽の3羽の成鳥と1羽の幼鳥(今回の繁殖個体)の合計4羽を飼育中です。

  

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