おしらせ

2023.10.10|動物ニュース

マレーグマのオスが仲間入りします

新たにマレーグマのオスが来園することになりましたのでお知らせいたします。

来園するマレーグマについて


画像提供: 札幌市 円山動物園

愛称「ウメキチ」
・2009 年 10 月 11 日 東京都恩賜 上野動物園生まれ
・2011 年  6 月 30 日 札幌市 円山動物園入園
・2023 年 10 月 25 日 徳山動物園 入園予定

ペアとなる予定の当園飼育個体について



愛称「マーヤ」
・2005 年 5 月 17 日 名古屋市東山動植物園 生まれ
・2007 年 11 月 15 日 徳山動物園 入園
・2020 年 3 月 2 日 オス「ツヨシ」の死亡により単独飼育

到着予定日

令和 5 年 10 月 25 日 (水)

《導入の経緯》

 徳山動物園では種の保存の取り組みとして多くの動物の繁殖に力を入れています。希少な動物であるマレーグマについても1975年、国内初の繁殖成功以来、繁殖の取り組みを続けてきました。
 2007年に、若いメスの「マーヤ」が来園し、オスの「ツヨシ」とペアを作り繁殖に取り組みましたが、オスの「ツヨシ」が高齢となってきたため、新しいオスの導入を目指し海外を含め探しましたが、コロナ禍の影響もあり導入は実現しませんでした。

 2020年にオスの「ツヨシ」が死亡して以降は、メスの「マーヤ」のみの飼育となっていました。その間、国内でのマレーグマの飼育頭数も減少し、現地での保護の必要性も高まってくる状況が続いていました。そのような状況の中、公社日本動物園水族館協会生物多様性委員会種保存事業部マレーグマ種別計画管理者の調整により、今回、東京都所有の札幌市円山動物園で飼育中のオスの「ウメキチ」13 歳を当園に移動させ、メス の「マーヤ」と繁殖を目指すこととなりました。
(※2023 年 10 月 10 日現在、環境省へ移動許可申請中です。 )

※導入後はしばらく展示場に出さず、バックヤードで飼育することになります。

一般公開など今後の予定については 改めてお知らせさせていただきます。

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